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ワード・オブ・マウス ジャコ・パストリアス魂の言葉

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2010年12月20日発売
ワード・オブ・マウス
ジャコ・パストリアス
魂の言葉
ワード・オブ・マウス ジャコ・パストリアス 魂の言葉
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販売価格:2,310円 (税込)

  • 著者: 松下佳男
  • ページ数: 328ページ
  • サイズ: 四六判
  • 発行: リットーミュージック
  • 商品ID: RM1897
  • JAN: 9784845618972
  • ISBN: 978-4-8456-1897-2

ワード・オブ・マウスジャコ・パストリアス魂の言葉広告

『ワード・オブ・マウスジャコ・パストリアス魂の言葉』

本書『ワード・オブ・マウス ジャコ・パストリアス魂の言葉』は、ジャコが生前に残した『ADLIB』誌に掲載された全インタビュー、『SWING JOURNAL』誌に掲載された全インタビュー、『Jazz-Rock Fusion/The People-The Music』(1978年)、『Melody Maker』誌1978年10月号からテーマ別に抜き出し、改編したものです。『ギター・マガジン』1981年8月号(創刊8号)、『1978年/BBCラジオインタビュー』は、全編改編せずに掲載。

【CONTENTS】

  • 第1章 ジャコを形作った事象と経験
  • 第2章 フロリダという地
  • 第3章 ベーシスト/コンポーザーとしての立身
  • 第4章 “世界で最高のベーシスト”
  • 第5章 『ジャコ・パストリアスの肖像』
  • 第6章 ウェザー・リポート、セッションの日々
  • 第7章 『ワード・オブ・マウス』
  • 第8章 楽器という愛でるモノ、壊すモノ
  • 第9章 魂のゆくえ

第1章『ジャコを形作った経験と事象』では、音楽の原体験や幼少時代について、第2章『フロリダという地』では、ジャコが育ったフロリダへの思いを自身の言葉から探っていきます。第3章『ベーシスト、コンポーザーとしての立身』ではベーシストしてのスキルやコンポーザーとしての資質をどのように磨いていったのかが語られており、非常に興味深い練習方法、ベースや音楽への独創的な取り組み方がうかがい知れる内容となっています。第4章『“世界で最高のベーシスト”』は、ジョー・ザヴィヌルにも語ったという伝説の自己紹介“僕は世界で最高のベーシストです!”という発言の真意や、それらにちなんだ言葉をまとめています。

第5章『ジャコ・パストリアスの肖像』から第7章『ワード・オブ・マウス』までは、1stソロ作、ウェザー・リポート&セッション期、2ndソロ作についてのインタビューを集めています。世界を変えた衝撃作『ジャコ・パストリアスの肖像』の裏話や、ウェザー・リポートでの楽しくもプレッシャーを受けた日々、『ワード・オブ・マウス』でのビッグ・バンド結成秘話などが語られています。また、1978年に英国BBCラジオ用に記録された貴重なインタビュー、『ADLIB』誌や『ギター・マガジン』誌掲載のインタビューなどは全文掲載しています。第8章『楽器という愛でるモノ、壊すモノ』は生涯にわたって使い続けたジャズ・ベースやアコースティック360アンプについてなど、“ジャコ・サウンドの秘密”を暴き、第9章『魂のゆくえ』では、体調を崩していた晩年に発した言葉をまとめています。心を乱していた時期の言葉だけに真実ではない部分も含まれますが、紛れもないジャコの言葉としてあえて掲載しました。

編集/執筆は、ジャコ研究の権威である松下佳男氏。自らもジャコに数度のインタビューをしてきたからこそ書ける真実や豊富な解説など、ジャコの言葉より鮮明に、具体的に届けてくれるはず。300ページを越える大ヴォリュームのなかに、真のベーシスト、音楽家、クリエイターを目指す人たちが知らなければならない“魂の在り方”が収められています。


松下佳男氏が満を持して発表するジャコ語録!

日本一のジャコ研究家、ADLIB誌の編集長だった松下佳男氏がリットーミュージックから『ワード・オブ・マウス ジャコ・パストリアス魂の言葉』を発表します。リットーミュージックといえばご存知『BASS Magazine(ベースマガジン)』の出版元であり、松下氏自身もベースマガジンでジャコを特集した際には幾度も寄稿しています。
松下氏はデビューしたばかりのジャコの非凡さに気付いた当時から、世界各地の音楽専門誌から取材を受けたジャコのインタビューを収集していました。その膨大な数の記事の一つ一つを緻密に調べ上げ、氏の独自のフィルタリングにより、断片的だったジャコの発言を系統だった読み物として再構築したのです。今回の出版により、新しい世代のベーシスト、そして全ての音楽ファンの前にジャコの全貌がより際立ったものとなって現れます。
海外の音楽誌のインタビューなどは今では図書館にもあるかどうか。そういったものが今回の書籍の中に多数含まれるはず。ジャコとデビュー当時から親交があった松下氏だからこそできた本といえるでしょう。

じゃこのめ


ロバート・トルゥージロ(メタリカ)が、マーカス・ミラーが、
中村梅雀が発刊に寄せたコメント

表 紙
表紙
裏表紙
裏表紙

「ロックンロールとヘヴィ・メタルというゲームにおいて、アティチュード、
エッジ、信念がその99%を握っている。ジャコはそれを身を持って証明した。
究極のパンク・ロッカーだ!!
だからこそ彼は、俺のインスピレーションの源なんだ」

ロバート・トルゥージロ(メタリカ)

「ジャコ・パストリアスはエレクトリック・ベースにおいて
深遠な影響力を持っていた。そんなジャコのハートと精神に僕たちを
連れて行ってくれる人として、彼のファンであると同時に、
大親友だったミスター松下以上に相応しいガイドはいない。
もし、あなたがジャコの魂を覗いてみたいのなら、その答えはここにある」

マーカス・ミラー

「鋭い感覚、凄まじい努力、それがジャコ。あらゆるアーティストのバイブルだ!」

中村梅雀(ベーシスト、俳優)

松下佳男氏とロバート・トルゥージロ
松下佳男氏とロバート・トルゥージロ(2010年9月)


以下は出版元のリットーミュージックのリリース情報です。
インプレスダイレクト

天才ベーシスト、ジャコ・パストリアスの貴重なインタビュー集
エレクトリック・ベースの概念を覆し、今なお多くのフォロワーを生み出し続ける天才、ジャコ・パストリアス。35歳という若さで他界するまでに残した、数々の常識を打ち破ったベース・プレイはどのようにして育まれたのか? 未だに謎に包まれた部分が多いのが事実です。そこで本書は、その謎に迫るべく世界各地に散らばったジャコのインタビューを集め、テーマごとに分類。圧倒的な存在感を持つベース・スタイル誕生の秘密を、ジャコ自身の言葉からひも解くとともに、激しく濃密に、そして誰よりも鮮烈に生き抜いたひとりのベーシストの生き様が、再び明らかになります。全ベーシスト/ミュージシャン、すべてのクリエイター必携の1冊です。


【松下佳男 プロフィール】
1948年生まれ。早稲田大学卒業後、1973年、スイングジャーナル社編集部に入社。73年に音楽ジャンルを超越した新雑誌『ADLIB』を立ち上げ、ジャズ/フュージョン、AOR、ブラック・コンテンポラリー、ワールド・ミュージックなどさまざまな音楽を紹介。1980年に編集長となり以後30年間活躍。敬愛するジャコ・パストリアスの企画アルバムも多く、『ジャコ・レア・コレクション』、『ジャコ・ソングス』、『プレイ・ジャコ』、『ジャコ・アーリー・イヤーズ・コレクション』などの企画・監修をはじめ、ジャコ関連のライナー・ノーツの大半を執筆している。また「ジャコ・フィギュア」の制作も世界から注目された。現在、フロリダのプロデューサー、ボブ・ボビングと共に未発表音源『ジャコ・アーリー・イヤーズ・シリーズ』のアルバムを順次プロデュース中。